竹芝エリア。ビジネス街のイメージが強い山手線浜松町駅から徒歩10分以内の距離ですが、そこには海が広がっています。竹芝は再開発が進み、おしゃれスポットに生まれ変わりました。
◆東京の島々への玄関口「竹芝ふ頭」・都会の湾岸風景が楽しめます
エリアの中心、竹芝ふ頭は古くからある港の一つ。1932年に完成しました。東京の南に浮かぶ島々「伊豆諸島」「小笠原諸島」を定期船で結ぶ玄関口で、東京納涼船や東京ヴァンテアンクルーズなどの遊覧船も出航します。再開発ではオフィスビル、ホテル、レストランが海上公園と一体的に整備されました。
1階の広場には「日本海」のマストを模した大きなモニュメント、噴水、遊具などがあります。時折モノレールが通過しますが、マストとモノレールとビル群。近未来のような風景です。
2階のプロムナードデッキからはレインボーブリッジ、お台場の街並みや観覧車、反対側には勝鬨橋やスカイツリーも。海風を感じ、港を行きかう船をのんびり眺めながらの散策は心地よいひと時です。
2020年には竹芝に新しいスポットが2つ誕生しました。2020年7月開業の「ウォーターズ竹芝」9月開業の「東京ポートシティ竹芝」。
◆「東京ポートシティ竹芝」の竹芝新八景
「東京ポートシティ竹芝」は「自然」と「オフィス」と「最先端技術」を組み合わせたビル。飲食店はもちろんのこと、見どころは緑いっぱいの屋外テラス「スキップテラス・竹芝新八景」です。「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つのエリアにはそれぞれテーマがあり、階段でつながって行き来できます。
「水田」エリアには本物の田んぼがあったり、「蜂」のエリアには蜂のための草花が!
ソファが置いてあるテラス階もあり、青空の下、読書や寝そべっている方がいて、気持ちよさそうでした。
◆劇場からホテルまである「ウォーターズ竹芝」水辺の風景でリフレッシュ
もう一つの新スポット「ウォーターズ竹芝」は劇団四季の劇場、アトレ竹芝、ホテルからなる複合施設です。シアター棟とタワー棟に分かれ、2つの建物の間にテラスが広がっています。水辺を一望でき、海風が心地よいテラスはランチにも最適。お昼時間になると、テイクアウトしてテラスや階段などでランチを楽しむ人々の姿が。
アトレ竹芝内のthe 3rd Burgerでハンバーガーをテイクアウト。ジューシーなパティにたっぷりの野菜が美味。屋外で食べると開放感で気持ちもリフレッシュ。海のブルーに、浜離宮庭園の緑が広がり、自然に癒されます。奥にはスカイツリーも見えます。
船着き場があり、浅草、両国、豊洲、お台場、葛西などを結ぶ水上バスの発着場でもあります。ふらりと水上の旅へ出かけるのも楽しそうですね。
新しく生まれ変わった竹芝。海辺の景色を楽しみながら、散策してはいかがでしょうか。
最寄駅:JR/モノレール 浜松町駅、地下鉄大江戸線/浅草線大門駅
東京ポートシティ竹芝
ウォーターズ竹芝
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