小江戸・川越を散策して歴史を感じよう!江戸城とゆかりのある川越城と喜多院へ

小江戸・川越を散策して歴史を感じよう!江戸城とゆかりのある川越城と喜多院へ

川越と言えば小江戸。蔵造りや時の鐘など風情ある町並みが広がる城下町として有名です。
今回はそんな川越をのんびり歩き、江戸城とゆかりのある喜多院と川越城を訪問してきました。

 

まずは川越城へ。

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日本にはお城や城址が多くありますが、本丸御殿が現存するお城は2つのみで、そのうちの1つがこの川越城。日本100名城でもあり、関東七名城でもあります。(ちなみ100名城のにスタンプは入って左の受付にあります。)

川越城は、1457年に上杉持朝が家宰の太田道真と太田道灌の親子に命じて築いたと言われています。また上杉持朝は同じ年に太田道灌に江戸城を築城させ、2つの城を結んだ道路を上杉氏と争いを繰り広げていた古河公方への防衛線としたそうです。川越城と江戸城の縁はここから始まっているのですね。

城主は二ノ丸御殿を居所としていましたが、1846年に火災で焼失してしまったため、当時空き地だった本丸の用地に1848年に本丸御殿が建てられたそうです。明治になって発せられた廃城令により建物の大部分が解体されてしまいましたが、玄関や家老詰所など本丸御殿の一部が残り、県指定文化財となっています。広間も自由に見学できるのが嬉しかったです。

 

 

続いての江戸城ゆかりの地、喜多院へ。

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喜多院は天台宗の寺院で、平安時代に淳和天皇の命により830年に慈覚大師円仁が創建し無量寿寺と名付けたのが始まりなります。その後時を経て、1599年に天海僧正が第27世住職となり、喜多院と名前が改められました。天海僧正と言えば徳川家康の参謀としても有名ですね。絶大な信頼を受け、朝廷との交渉等を行ったと言われています。

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喜多院は建物の多くが重要文化財に指定されていますが、中でも客殿・書院・庫裏は、1638年の川越火災による焼失からの復興を三代将軍徳川家光が命じ、江戸城紅葉山(皇居)の別院を移築したものとして、国指定重要文化財になっています。徳川家光公誕生の間である客殿や、春日局化粧の間(書院)が喜多院にあるのは、こうした歴史の背景があるからなんですね。
撮影禁止のため写真はありませんが、客殿、書院、庫裏は拝観できるので、ぜひ見てみてください。紅葉で色づくお庭もキレイでした。なお、拝観券は無くさずに。日本三大羅漢の一つに数えられる五百羅漢も見ることができますよ。

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ところで、川越に東照宮があるのをご存じですか?
徳川家康が亡くなり久能山から日光へ移送する際に喜多院に4日間とどまり、天海僧正が大法要を営んだことから喜多院の境内に仙波東照宮が造営されたそうです。夕方で人が少なかったので、じっくりと見ることができました。
東照宮は徳川家康を祀る神社として久能山や日光が有名ですが、川越の仙波東照宮を入れて三大東照宮とする説があるのも納得ですね。

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川越はこじんまりとしているのでこの2か所も半日ほどで回れますが、見どころが多いのでじっくり楽しみたい方はぜひ1日かけてのんびりとお出かけください。
お城好きにも歴史好きにもおススメの川越散歩でした。

 

スタッフ TK

川越城本丸御殿公式ホームページ
喜多院公式ホームページ