高野山は弘法大師「空海」が開いた真言密教の聖地です。弘法大師は奥之院に生き続け世の中の平和と人々の幸福を願っているという大師信仰が生まれたそうです。ではさっそく!
まず南海電鉄を利用して極楽橋駅まで、接続する南海ケーブルカーで高野山駅に着きます。
高野山を巡るコースは人それぞれかと思います。
世界遺産である聖地高野山は、「奥之院」と「壇上伽藍」が2大聖地と言われております。
高野山駅より奥の院前行きのバスが停車していたのでそのまま乗り奥之院へと直行しました。
参道には墓石や慰霊碑・供養塔などが数多く、民族や宗教の違いなどに関わらずすべてを受け入れております。
参道を約20分歩き、水向地蔵で先祖供養をします。
御廟橋、弘法大師御廟に一番近い橋でこれより先は聖域であり服装を正し、一礼して渡ります。
世界遺産「奥之院・弘法大師御廟」 (先の階段より先は写真撮影禁止)
弘法大師は今も奥之院の御廟内に生身のままおわされていて五十六億七千万年後に弥勒菩薩がこの世に現れる時まで、人々を救い続けると信じられております。
弥勒石(みろくいし)高野山の伝説で心願成就の石として伝わり、触れるとご利益があるとされ、罪の軽い人は軽く感じ、罪が重い人は重く感じると言われております。ほこらの格子から手を入れて持ち上げることができます。
奥之院から一の橋までの約2キロ(徒歩30分~40分)の参道には、約20万基以上の諸大名の墓石や慰霊碑・供養塔などが樹齢700年の杉木の中に並んでおります。
「豊臣家墓石」
「織田信長」
「武田信玄」
「上杉謙信」
「伊達政宗」
大師の腰掛石、弘法大師がこの石に腰を掛け休息されたという言い伝えがあります。