沖縄のグスクの中で最も遺構がよく残されている「中城城跡」

中城城跡は、標高160mの丘陵上にあり、石垣の上からは西に東シナ海、東に太平洋が望める。

中城城跡

2000年12月2日に「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録された「中城城跡」に行ってきました。指定面積約33,400坪の内、城郭は約4,300坪です。さっそく中城城跡の正面から中に入ると、いきなり石積のところが崩れているのか?穴なのか?草に覆われてよくわからない。後で調べてみたところ、この穴は1945年4月上旬に日本軍によって空けられたそうです。その理由は、城壁の奥に壕を掘ろうとして城壁の下の部分に爆薬で破壊したものの、軍の上層部より南(新垣)へ移動せよと命令があり中断されたそうです。もし、日本軍がこの地に長く駐留していたとすれば恐らくアメリカ軍の攻撃を受け、遺構は残されてなかったのではないでしょうか。両側に石垣がせり出した正門は狭間が作られています。

中城城跡正面

正門を入り右側の石段の先は、霊域・南の郭があり、小城ノ御イベ (聖地:久高島遥拝所)です。他に御當蔵火神(首里遥拝所)など八つの遥拝所があります。ここは、野面積みです。

中城城で最も広い一の郭で正殿があった場所で、石積の方法は、布積みです。

こちらが二の郭で一の郭同様、石積の方法は布積みで、特徴は石積が曲線で積まれている。

こちらは三の郭で、石積方法はあいかた積みです。

そして東に向かって建てられた裏門です。1853年ペリー探検隊来島した際、エジプト式と評した精巧なアーチがひときわ美しく、石造建築を賞讃していたそうです。ペリーは、神奈川県の浦賀に来航する前に、琉球王国に来航していたんですね。

中城城跡の見学のしかた(ルート)なんですが、別段決まりがあるようでないような感じでしたが、管理事務所からまっすぐ正門へ向かい、西の郭→北の郭→裏門→三の郭→二の郭→一の郭→南の郭→正門とぐる~っと回ってくる見学のしかたがよいように感じました。
那覇空港から車で約35分ぐらいです。中城城跡公式ホームページ

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