日本一空港に近い「函館・湯の川温泉」から津軽海峡に突き出た「立待岬」まで市電にのって!

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15時のフライトまで約5~6時間の函館散策、市電と徒歩で王道函館街歩きツアーのスタートです。お天気も良く湯の川温泉街からまずはぶらっと海へ行ってみることに、徒歩約5分ぐらいのところに松林があります。ここは「湯川黒松林」という北海道最初の防風林で、約900本のクロマツ緑地となっています。金森倉庫の創業者である渡邊熊四郎氏が私財を投じて、1889年から故郷・静岡県沼津から約20万本のクロマツの苗を取り寄せ10年以上をかけて造林したそうです。この防風林があるおかげで津軽海峡からの強い風を受け止め、温泉街へのダメージを防御しているんでしょうね。

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函館空港から函館駅までシャトルバスだと、通り過ぎてしまう海を眺めに行ってきました。この海岸に来たのは人生初!旅行の仕事(添乗員)で来るときは、函館市内のホテルに宿泊しているか?湯の川温泉に泊まっていてもバスで市内や五稜郭・大沼方面へ移動するのでこの海岸とは無関係だったんです。もう少し長くぼ~としていたかったのですが、約15年ぶりの函館なので、とりあえず王道函館を見て回らなければ!あれ?のんびりしに来たつもりなのに、なぜかツアー造成モードに切り替わってしまってる。

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海から離れて市電で移動するため一番近い駅まで歩き、たどり着いたのが函館市電「駒場車庫」でした。車庫内の見学はできないですが、歩道から車庫内を見ることができるのは珍しいのではないかと思います。

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市電にのって五稜郭公園に行こうとコロナ禍の状況を確認すると、予想はしていたのですがなんと今日(3月31日)まで休業でした。まあ~初めから無計画で来てるので、ならば津軽海峡に突き出た「立待岬」へ向かうことにして、市電の終点「谷地頭駅」へ移動することに。約40分で到着、そこから徒歩でさらに約15分、途中「石川啄木一族の墓」がある墓地を進んだところが「立待岬」です。

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津軽海峡に突き出た岬で、函館の観光スポットの一つです。5月ころから夏にかけての夜にはイカ釣り漁船の漁火を見ることができます。天気の良い日は下北半島が見えることもあるそうです。

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時計を見ると時間も午前10時となり散策できる時間は約3時間30分、これより函館の定番観光スポットを凝縮して回ることに。完全に当初の予定であったのんびり函館が、散策凝縮函館に代わってしまった。これも旅行屋の悪い習性かも?

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